でも実は、送る相手のことを思い浮かべられれば簡単にのし紙を選ぶことができますよ。
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結びきりはなかなか解けない結び方。悲しみは繰り返したくないので結びきりが良い
黒と白の紐(水引)の形や色によって、適したのし紙が変わってきます。
例えばこの水引はあわじ結び(あわび結び)という結び方です。
この形は片方の水引を引っ張っても解けない結び方で
繰り返すことができないため、お葬式など繰り返したくないシーンの贈り物ののし紙に最適です。その為、繰り返し結ぶ事ができる蝶結びの水引は適していません。もし葬儀の際に紅白蝶結びののし紙をつけていたら、とんでもなくバカか恨みがあるか…相手をかなり不快にさせます。あわじ結び(あわび結び)は関西地方でよく使われる結び方でお祝いごとの慶事、悲しみごとの弔事どちらに使っても問題ありません。ただし、水引の色にも意味があります。こちらのページのあわじ結び(あわび結び)は弔事用ですので、慶事用の場合は「紅白」の色目を使いましょう。
水引の形とは?
水引には用途によって使い分けが必要です。基本的な形を2つご紹介します。
悲しみは繰り返したくない「結びきり」。
蝶結び(何度も)と結びきり(一度きり)の両方を併せ持つ結び方の「あわじ結び(あわび結び)」。
弔事の際ののし紙はこの2つを覚えれば様々なシーンで使えます。
水引の色はどういったものを選べばいいの?
お祝いごと慶事のときは「紅白」「金赤」「金銀」などの色を使い、
逆に、悲しみ弔事のときは「白黒」「黄白」「銀」「黒」の色を使います。
紅白の場合、向かって右側に赤色、左側が白色、白黒の場合、右が黒、左が白となり
濃い色があらゆる場合において、右側になるように結びます。
のし紙の右上のマーク(のし(熨斗))は必要なの?
のし紙の中央より少し右上にあるマークを熨斗といいます。
昔は生ぐさもの(肉や魚など)を供えることが多く、穢のない印として紅白の紙を折り贈り物を包みました。
その名残からのし紙に熨斗がついています。
色々調べてみましたが、
生ぐさもの(肉・魚)に熨斗をつけると重複となってしまうので熨斗は必要無く、お菓子やタオルなどの贈り物では熨斗をつけます。
精製されていない生ものには熨斗はいらないです。
また、「のし」は引き伸ばすという意味があり、お悔み事の弔事では引き伸ばしたくないため熨斗はつけません。
しきたりやマナー、ルール、名前、意味などは地域や宗教などによって違う場合があります。予めご了承ください。
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